文藝春秋五月号、お読みになられた方も多いと思います。
柳田邦男さんの 「想定外」か?-問われる日本人の想像力 を読み
改めて深く考えさせられました。
書かれている内容は、主に今回の津波と地震による原発事故についてです。
過去の大事故(1985年日航ジャンボ機墜落事故・2005年JR福知山線脱線転覆事故等)
に触れられながら、「想定外」の問題を解決するには、日本人の想像力が問われていると
書いていらっしゃる。
国の安全対策とは、あまりにかけはなれた些末なことではありますが、わたくしにとりまして、
日々の心構えにも通じる感があります。
*「まさか」というご都合主義から訣別すること。
*起こる可能性があるものは、必ず起こる。
日常生活から、まさにお客様に接する時も、想像する力を日頃から鍛えて
おかなければと改めて感じたのでございます。
あらかじめ「まさか」を想像し、そうならないよう手を打つ。
誰かに何かを託したのであれば、過信するのではなく、起こりうる
可能性のある事象について想像し、対策を講じる準備を怠らない。
とは云え、言うは易く、行うのはなかなか難しい・・でしょうが・・・・、
「想定外だから・・。」「まさかが重なったのよね。」などと逃げの一手を打たないよう
精進致して参ります。
本日、東京からのお客様をお迎え致しました。
知人からの評判を聞き、関西止まりの予定であったところを
足をのばして山陰の当館までお越し下さったとのこと・・。
「山陰まで来ることになるとは想定外だったなぁ。」って、(^^ゞ
この場合の想定外はセーフってことで・・(^_^;)
ありがたいことでございます。