昨日、「高知でソメイヨシノの開花が確認された」との報道がございました。
今日はここ山陰も暖かく、今朝はうぐいすの声を耳に致しました。
もう・・春なのですねぇ。
春と云えば、いつも思い出す和歌と俳句がございます
「茜指す 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」
わたくしの大好きな額田王の歌です。
専門家の様々なご意見がありますが・・信じた者が勝ち!ではございませんが、出身が出雲国意宇都(島根県東部)と米子に近いこと(もちろん大和国に生まれたの説あり)。
何より、力ある二人の男性(後の天武天皇になる大海人皇子と天智天皇)に愛されたこと
和歌、漢詩を嗜む才色兼備・・・大変美しい女性であったことなどからです。
(女子なら、ちょっぴり、羨ましいかも・・です)
この歌に詠まれている紫野の季節には少し早いとは思いますが、今頃から、歌の情景を彷彿とさせるような、レンゲと菜の花・小麦畑を、米子から出雲に向かう国道沿いにご覧になることができますでしょう。
その風景を眺めているだけで、懐かしい日本の風景に出会ったような、温かな心持ちになるのは、わたくしだけではないような気が致します。
皆生温泉のお湯でお肌と体を癒し、心の癒しを求め出雲大社へいかがでしょうか
今日はこれにて。