福万来ホタル乃国 2024

私 蛍が大好きです。

先日、皆生温泉から車で20分ほどの南部町の「金田川ほたるの里」にあまり乗る気でない太郎社長を連れだって行って参りました。 普段なら、「嫌だ!!」と即決で断られるのですが、2週間の海外旅・連日の飲み会・ゴルフといった最近のスケジュールに負い目があったのか、珍しく付き合ってくれました。

金田川ほたるの里は、民家も存在する川に地元の方の地道な活動により蛍たちが生息しているスポットです。

その日は何とか、3匹くらいのホタルの舞を楽しむことができました。  

そして数日後、皆生温泉観光センターの観光パンフレットコーナーに「福万来ホタル乃国 2024」のパンフレットを見つけました。  絶対行きたい!!と思いました。

太郎社長 他 2名のお友達に同行の打診をしてみましたが・・・同行者ゲットならず(涙) 

1人ホタルを決行することに!

まず、ネットにてシャトルバスの予約を完了させその日を待ちました。

福万来ホタル乃国があるのは鳥取県日南町、岡山県、島根県、広島県に隣接する町です。

米子からは各駅列車で1時間少々の場所にあり、美味しいお米がとれたり(当館のお米も日南米です)甘くておいしいトマトがとれたり、林業が盛んだったり、特別天然記念物のオウサンショウウオが町民より多数生息していたりといった魅力あふれる町です。

JR米子駅からは生山(しょうやま)駅に下車いたしました。  各駅列車は2両編成で 下車する際はドア横のボタンを押して開けるという初めての下車方法を体験致しました。 切符も運転手さんが扉前に移動し、手渡す。何ともほのぼのです。  1週間前にい行ってきた東京では、スマホを改札口にかざしピッピッ!と 田舎暮らしの私 改札口を通過するのも少々の緊張感を持ちながらかどうか分かりませんが 2回ほど通過失敗で、もたもたしておりました。。。

シャトルバスは、生山駅から10分の道の駅「にちなん日野川の郷」から出発します。

シャトルバスの料金としては、無料なのですがホタル乃国の入国料として500円だけお支払いしました。

駅 道の駅 ホタルの国での地元の方々のお出迎えは素晴らしいものでした。

ホタル乃国には、19:30頃の到着で、暗くなるまでおよそ1キロのホタル乃国の景色を楽しみました。

川と山の間に綺麗に舗装させた道路を通行止めにしてゆっくり歩いて鑑賞できるようになってます。

20時を過ぎると、辺りの明るさがフェイドアウトするにつれ、ホタルの光がフェイドインしてきました。

川の上を乱舞するゲンジボタル 山側にはヒメボタルと両側を違う種類のホタルを同時に楽しめる珍しいスポットでもあります。

1人ホタルの良いところは、自分のぺースで進み、止まり 自分の頭の中でだけ会話すればよいところです。

頭の中で この感動を言語化するすべを知らない私は『エモ~♡ エモ~♡』と繰り返しておりました。

ホタルは、声を持たない虫です。 発光がこコミュニケーションツールなのです。

ゲンジボタルの場合 発光するのはほとんどがオスで、光り方にはプロポーズの為・刺激された時・敵を驚かせる為の3種類だそうです。

私がエモく感じたのは、きっとオスホタルがメスホタルにプロポーズする為の乱舞が美しすぎたからだ!!という結論に落ち着きました。

このような素晴らしい経験を、地域の方々のおかげでさせていただけた事に心からありがたく思い、観光業に従事する私を鼓舞いたしました。  帰りがけに道の駅にて 感謝の意味をもって野菜3種類、奥出雲ワイン、レトルトカレーなど山ほど買って終電各駅列車にて米子駅まで帰りました。  

ここ山陰は、景物を楽しむのには最高の場所です。  

是非、多くの方々にも山陰のエモさ感じてほしいものです。

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