2024年本屋大賞に宮島未奈さんの「成瀬は天下をとりにいく」でした。
ノミネートされていた為話題になっており、私も本屋大賞決定前に読みました。
成瀬かっこいいです!! 成瀬のように生きたい!! 気分がスカっとします!!←感想
私が普段読んでいる大人の恋愛小説などとは、ちがい勇気が湧き、元気になる小説でした。
小説の舞台が滋賀県大津市 私にとってはかなり思い出深い土地で小説の中の風景が想像だけではなく自分の思い出と重なりより親近感をおぼえました。
といいますのも、37年前の人生で初めての彼氏の実家が大津市でした。
当時京都の大学の近くに住んでいた私は仲間達と、原チャリ(原付バイク)で京都伏見区から1時間位かけて彼氏の実家に遊びに行きました。 大津では、琵琶湖までお散歩したり、今は無くなってしまったびわ湖タワーという遊園地の様な施設の展望台から景色を眺めたり、小説にも出ていたが 平和堂という大津ではメジャーなスーパーで買いだししたり、そしてもちろん、小説のメインテーマにもなっていた「西武大津店」にも行きました。
主人公 成瀬が通ってた膳所(ぜぜ)高校も元彼から、滋賀県で一番賢い高校であることは聞いていたので成瀬の優秀さはすぐに理解出来ました。
以前、アドラー心理学の「嫌われる勇気」を読んでえられるであるろうと期待していた心理が、この本にはあると感じました。 んんん!! おもしろいです! さすが2024年 本屋大賞です!!
あと最近読んだ本・・・
『すべての恋が終わるとしても』 冬野夜空 ・・・失恋をテーマにした詩・短編
帯に書いてあったキャッチ「30秒で泣ける切ない別れの超短編 さよなら・・・でもこの人を好きになってよかった」 昔のことを思い出して切なくなってみようと企んでみました。。。
この年でも、グッときます。
次は、『いとエモし。』koto ・・・美しい日本の古典(枕草子・万葉集・古今和歌集・
徒然草・・・)を超訳したものです。
kotoさんの超現代語訳を超エモいイラストと共に表現しています。。。
今も昔も、月は美しく、花は儚く美しく、恋すると切なく、、、、
この現代でも理解できるエモさを感じさせてくれます。
帯には「愛も、喜びも、悲しみも、全部詰まった 泣きそうなほど エモいエッセイ×エモいイラスト」とこちらもこんな年の私をもグッとさせる本です。