大阪への用事ついでに奈良行ってきました。
私の好きな「中川政七商店」の奈良本店が,私の好きな建築家「内藤廣」により建てられたということで是非見てみたいと思い出かけてまいりまた。
中川政七商店の本店が入っているビル『鹿猿狐ビルヂング』という複合商業施設です。
設計士 内藤廣がまず考えたのは、「街並、伝統、現代、近未来を建築として表現すること」だったそうです。
実際 鹿猿狐ビルヂングを体験すると正にそのコンセプトどうりの建築であることが伝わってきました。
鹿猿狐ビルヂングの位置する街並みは奈良らしい伝統的な和風町屋建築で建築素材は木材・石・土を使用しており新建材を使用していない街並みにはそれだけで価値を感じる。
そんな街並みに、鉄骨造りの建物を見事に調和させ作り上げている所に感動しましたし、またその新しい建物が街並みを一層彩るものに感じました。
私が内藤廣を知ったのが、以前行った島根県芸術文化センター『グラントワ』(益田市)設計者であることからです。
島根県石見地方で生産される石州瓦を屋根・壁に28万枚も使用されており、石州瓦の面が光を反射する美しさ、石州瓦の赤土の色 土の持つ素材感は他の建築では見たことのないものでした。 ネーミングが文化センターと何とも似つかわしくないなと個人的には思ってしまいます。
そんなこんなで、奈良に来たらやはり大仏さんにお参りに行き、
女の子りりちゃんの引く人力車で奈良町観光を楽しみました。
体力自慢の私、ふと 皆生温泉で人力車を引く姿を想像してしまいました。。。
宿泊は、とっとも素敵な「MIROKU」さん
シンプルでおしゃれで朝食が心がこもっていて大変勉強になしました。