10月に入り、夏の暑さも落ち着き かねてから体験してみたかった
日本遺産の三徳山・投入堂に参拝してきました。
皆生温泉から車で、1時間半ほどの鳥取県の中部に位置しております。
ネットの情報 参拝されたことのある人からの聞くには
とても危険を伴うスリリングな参道 登った者だけに見ることを許された
言葉では表現しがたいほどの絶景 ・・・ ワクワクしながら向かいました。
つい先日も60代後半のお客様が険しい参道を登り参拝していらっしゃったお話を伺った際
そのようなお年の方でも登れるのなら、日々鍛えまくっている私には楽勝なのでは・・・
高をくくっておりましたが、想像以上に険しいく 想像以上に素晴らしい景色でした。
参道を登るスタート地点に安全確認の為の、靴のチェックと上った時間と帰ってきた時間を記入する関所がもうけられ そこからの全責任は自分自身にかかっておりました。
もしこの三徳山・投入堂の参道が現在のレジャー施設であったなら、
安全に問題あり!! などとクレーム殺到したり 訴訟問題になったりといった具合だと想像いたしまが、706年の開山以来 修験道が過酷な修行を積み 悟りを開く為の神聖な場であるという歴史の重さを我々現代人も理解し参拝させていただいているように思います。
参道登山では、まさに自分自身への責任感というものを感じさせられました。
もし不注意に足を滑らせようものなら大げさでもなく、命を失いかねません。
投入堂の途中には、ご褒美の天空の城を思わせる非日常な絶景 悟りを開くにはもってこいです。
そして参道を必死で登っていると この状況にぴったり幽玄な音!!
時代劇ドラマの中でしか聞いた事のない法螺(ほら)の音でした しかも吹いているのが
なんと修験道(ご本人いわくプロとおっしゃってました)の方々でした。
日々修行なさっているせか生臭さを感じさせながらも身体全体からオーラを発っせられているようでかっこよい方々でした。
私が一緒に写真を撮っていただきたいとお願いしますと
おちゃめにも『1ショット1,000円ね!!』と
もちろん素敵なジョークです。
なんでも この三徳山・投入堂の参拝は3度お参りすることで願いが叶うといわれております。
大願成就の為でなくてもあと2回は、チャレンジしたい経験でした。