ゴールデンウイーク前に、九州1人旅行ってきました。
以前からずっと行きたかった、鹿児島にある知覧特攻平和会館が第一の目的の旅でした。
第二次世界大戦の開戦から3年後 圧倒的な物的戦闘力に勝るアメリカの進攻を阻止する為
最終手段とも思える兵士一人一人の精神力を武器とした特攻作戦を行った事について自分自身で
感じたかったのが理由です。
特攻隊として命を国の為にささげたのは、ちょうど私の息子と同年代の青年達でした。
館内の展示には、彼らの遺書である手紙は、多くが母に向けた手紙でした。
その内容は、後に残された人への思いや感謝がつづられており 軍の検閲があったとは言え
未練たらしいものまったくなく、立派な内容の文章であり感動するものばかりでした。
ふと思い出したのが 私 息子に2週間に1度くらいLINEをするのですが
その返信たるや 翌日もしくは 無視といったぐあいです。
これが平和の時代なのでしょうか・・・
100年も経っていない出来事だとは、信じられない現実が確かにあったのです。
知覧特攻平和会館の展示で私が最も心を打たれたのは、特攻機で出撃した1036人の若者の顔写真でした。 その写真の若者たちが半端なくかっこよく思えました。
日本国の為、愛する人の為に自分の命をかけて守ろうとしたその精神 2022年の日本では、考えられない事です。 命をかけて守ってくださった戦後の日本をいい国にする必要があると確認いたしました。
政治家でも、有力者でもない私に何が出来るか・・・
明確な答えは見つかりませんが、一生懸命生きなければと思いました。
日々感じている 不満、ストレス等がいかにつまらない事かが思い知らされる場所でした。