赤猪岩神社

太郎社長と、皆生温泉から車で30分の場所にある『赤猪岩神社』に行ってきました。

こちらの神社は、古事記に登場する 大国主の再生神話の地でございます。

再生神話

遠い昔、出雲の国に大国主(オオクニヌシ)という神様がいました。
大国主にはたくさんの意地悪で陰険なお兄ちゃん達がいました。

お兄ちゃん達は、因幡に住む美女(ヤガミヒメ)に求婚をするために旅に出たのですが、

大国主は、お兄ちゃん達のパシリでカバン持ちとして重たい荷物を背負わされ

求婚旅団の後方から追いかけていました。

旅の途中、ずる賢いウサギが、サメを騙したのですが、詰めが甘っかった為

サメにボコボコにされ、痛い目にあっている所を 意地悪なお兄ちゃん達は

助けるふりをにて、意地悪をする始末でした・・・

少し遅れて その状況に通りかかった大国主は、優しく親身になり

傷ついたウサギに手当の方法を教え良好に向かわせました。

そして旅の目的である、美女への求婚でありますが、

なんと、かばん持ちでやってきた大国主が美女(ヤガミヒメ)から逆指名が入り

お兄ちゃん達は、カンカンになり意地悪心絶頂になり、大国主を殺す計画を立てるのです。

そしてここからのストーリーが赤猪岩神社が舞台になります。

お兄ちゃん達が考えた 大国主殺害計画とは、

【伯耆の国にある手間の麓(ここが赤猪神社)へ連れていき、珍しい赤い猪を山の上から追いたてるので下で捕まえろ!!と言いつけたのですが、実は赤い猪は、火で真っ赤に焼かれた大岩で大国主を殺す策略だったのです。 転がり落ちる真っ赤な大岩を猪だと信じて疑わない大国主は大岩を正面から受け止めようとしましたが無残にも焼き潰され、絶命してしまいました。これを知った大国主の母は嘆き悲しみ天の神からの指令により赤貝の神と蛤の神の再生手段にて、なんと大国主は息を吹き返し以前にも増して麗しい姿にて再生をとげました。】

大国主が抱いて落命したといわれる岩

という神話の舞台なのです。

太郎社長のお知り合いの50代のプロゴルファーさんが試合に臨むのに、この再生の“赤猪岩神社”にお参りし、お祓いを受けたところなんと、大会で優勝されたそうです。

そんなご利益も有名なようで、境内の一角にある絵馬奉納所には、多くの絵馬が掛けられていました。

『受難』→『再生』→『受難により増強しての再生』

このような構図が赤猪岩神社の教えなのでしょうか!!

今現在も、まさにコロナ禍という『受難』の時でありますがより強く再生できることを

お祈りしてきました。

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