いとせめて (先代の詩)

いとせめて

囲炉裏

いとせめて

あなたの振子を

しばらくお止め下さい

昭和 大正 明治と

ゆっくり時間が遡ります

炉辺の大時計は

恥じらいのためか

もう時を告げなくなりました

慎ましやかに

けなげに生きた祖父母の刻を

お過ごし下さい

先代の詩を書道の先生に書いていただきました。

【海潮園の思い】 です。

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